【市販の離乳食 原材料を調査！】加工でん粉・デキストリン・コーンスターチって何？安全？
こんにちは。シンプルママです。
市販の離乳食を購入するときは、原材料を必ずチェックしています。あまり気にし過ぎてもいけないといいますが、やはり気にしてしまう親心。
今回は、市販の離乳食の原材料でよく見かけるはてなワード【加工でん粉】【コーンスターチ】【デキストリン】についてご紹介します。
加工でん粉とは？
なるべく避けたい合成添加物です。
加工でん粉は、増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、乳化剤の用途で使用される食品添加物で、離乳食には増粘剤(加工でん粉)と表記されていることが多いです。
加工でん粉が問題視されている理由は、発がん性があるとされているプロピレンオキシドやプロピレンオキサイドを使用する、ヒドロキシプロピルデンプン・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンが含まれていても、一括で【加工でん粉】と表記して良いからです。
ヨーロッパでは乳幼児向け食品に、一部の加工デンプンの使用が禁止されているほど。なるべく避けたい食品添加物に認定です。
コーンスターチとは？
コーンスターチは、トウモロコシを原料とするでん粉です。
片栗粉とは？
片栗粉は、じゃがいもを原料とするでん粉です。元来は、その名の通り植物のカタクリから作られていましたが、近年ではじゃがいもから製造される事がほとんどです。
デキストリンとは？
デキストリンは、トウモロコシやじゃがいものでん粉(コーンスターチや片栗粉)が原料であり、食品添加物ではありません。
コーンスターチや片栗粉を加水分解したものをデキストリンと呼び、害はありません。
そもそも、でん粉とは？
でん粉は、ほとんどの植物に存在する炭水化物(ブドウ糖がたくさん集まった多糖)です。原料の種類が豊富で、その代表的なものに、コーンスターチ、ばれいしょでん粉、かんしょでん粉、タピオカでん粉、サゴでん粉などがあります。日本で作られているでん粉はほとんどがいもでん粉です。そのうち8割がばれいしょでん粉、2割がかんしょでん粉となっています。
メーカーによって使われているものが違う！！
加工でん粉もコーンスターチも片栗粉もデキストリンも、離乳食のとろみ付けに使われるものですが、キューピーの離乳食では、コーンスターチやじゃがいもでん粉が使われている一方で、和光堂の離乳食には、増粘剤(加工でん粉)がかなりの確率で使われています。
原材料をチェックして購入しよう！
いかがでしたか。
市販の離乳食を購入するときは、加工でん粉が入っているかチェックしてみるといいかもしれません。なるべく手づくりに近いものを私は選びたいので、キューピーの離乳食を買うようにしていますよ！それでは。
